谷尾和昭さんの苦労した経験

谷尾和昭さんが初主演となった映画撮影では、これまでにない苦労が数多くあったそうです。

まず、人気作品の主人公を演じるということに、とても不安があったそうです。もとが100万部を超えるベストセラーなので、それに対するプレッシャーはかなりのものだったとか。

しかし、その点についてはプロデューサーからはもちろん、原作者にもそのまま演じてくれれば主人公になるといわれて、とても気持ちが楽になったそうです。

また、クランクインまでの半年ほどの間、プレッシャー以上に期待がどんどんふくらんでいったために、そのことはすっかり忘れてしまったそうです。

それとは別に不安に思っていたのが、王子様キャラならではの少し照れくさい決め台詞が多かったことだといいます。

出会いのセリフはあまりに芝居がかっていて、一体どう言えばいんだと悩んでしまったとか。ほかにも、ヒロインの膝に手を置くシーンなど、恥ずかしくてとてもできやしないと思っていたそうです。

しかし、それもヒロイン役の女優さんを現場で相手にしたとたん、まったく自然に言葉にすることができたといいます。結局役になりきっているときは自分自身ではなくなっているので、恥ずかしいセリフもまったく問題はなかったとのこと。

それと同時に気づいたのが、自分自身がこんなに簡単にスイッチが切り替わるんだ、ということでした。あらためて、演技の面白さを感じたそうです。

それでも、石を渡りながら2人で川を歩くシーンでは、監督からなかなか早く手を離していいという許可が出なかったので、見つめ合ったままでかなり恥ずかしかったそうです。

役のことを忘れてしまった今では、実際に映画のシーンを見たり、思い出したりしただけでも顔を赤らめるほどだというから、不思議なものですよね。

ほかに、役作りの点で苦労したのが料理の特訓だったそうです。

事務所が経営する店の料理長に指導してもらいながら、映画のなかで作るオムレツの特訓をいろいろしたそうです。とにかく料理をしている姿がそれらしく見えるように、牛乳の量や泡立て方など、リアルをとことん追求していきました。料理の監修者に中華鍋やフライパンの使い方を教えてもらったときには、腕が痛くてライブで問題が出るほどだったそうです。最終的には、山のようにオムレツを作ったところで、ようやくそれらしい料理ができるようになったのだとか。

主演ということで、これまでは見ることのできなかった制作現場のさまざまな点が見られて、とても勉強になったそうです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です